ドイツ語での数字の言い方
数字を覚えるってなんか地味ですけど、
色々と役立つ場面って多いと思いませんか?
カフェでコーヒーを2つ頼みたい。
コーヒーは "Kaffee" だし、
魔法の言葉 "Bitte" だって覚えた。
「でも、2 ってなんて言うんだっけ!??」
ということにならないように
是非、今日覚えてみてください!
まず、1〜10は
そのまま暗記してください!
1 : eins [アインス] 6 : sechs [ゼクス]
2 : zwei [ツヴァイ] 7 : sieben [ジーベン]
3 : drei [ドライ] 8 : acht [アハト]
4 : vier [フィーア] 9 : neun [ノイン]
5 : fünf [フンフ] 10 : zehn [ツェーン]
11〜12 は、
11 : elf [エルフ] 12 : zwölf [ツヴォルフ]
13〜19 は
一の位 + zehn
で表します!
例えば
13 : dreizehn [ドライツェーン]
14 : vierzehn [フィアツェーン]
となります。
ただし、
16 と 17 は注意が必要です!
16 は sechszehn ではなく、
"sechs" の "s" をなくして
"sechzehn" [ゼヒツェーン]
17 は siebenzehn ではなく、
"sieben" の "en" をなくして
"siebzehn" [ジプツェーン]
になります。
そして、
20〜90の十単位でキリのいい数字は
十の位の数字 + zig
で表します。
例えば
40 : vierzig [フィアーツィヒ]
50 : fünfzig [フンフツィヒ]
となります。
ただし、
20 と 30 は注意が必要です!
20 は zweizig ではなく、
"zwei" の"e" を "a" に変えて
"zwanzig" [ツバンツィヒ]
30 は dreizig ではなく、
"zig" の "z" を "ß"に変えて
"dreißig" [ドライツィヒ]
になります。
また、
60 と 70 は 16 と 17 と同様に
60 : sechzig [ゼビツィヒ]
70 : siebzig [ジプツィヒ]
と変わるので気をつけましょう!
そして
20以上の二桁の数字で一の位が 0 でない数字は
一の位 + und + 十の位
で表します。
例えば
45 : fünfundvierzig [フンフウントフィアーツィヒ]
92 : zweiundneunzig [ツバイウントノインツィヒ]
となります。
規則さえ覚えてしまえば簡単なので
是非覚えてみてください!
ドイツの公共交通機関は時間に正確??
海外旅行をしていて
「公共交通機関が全くこない」
「バスの時刻表がもはやない」 など
移動手段で困ることってないですか?
では、ドイツの公共交通機関は
実際のところどうなのか?
ドイツのバスや電車などの公共交通機関は
比較的きちんと時間通りにやってきます。
ただし、私はなぜかわからないけど
バスがありえないぐらい遅延している
という状況に何度か直面したことがありました。
私の場合、毎日のように出かけていたのですが、
日本よりも少し遅延の回数が多いかな
という印象でした。(5分以内の遅延を除く)
あと、ドイツの人達は
10〜20分ぐらいの遅延ならよくあることで
済ませる人が多かったです。
とはいえ、
1番気をつけなければいえないことは、
発車時刻よりも早くバスが来たとしても
日本とは違い、
発車時刻になるまで待ってくれません!
バスの運転手が走っている人に気がつくと
待ってくれたりするので、
バス停近くでバスを見かけたら
速攻で走りましょう!
また、運転手の人が待っていてくれた時は
感謝の気持ちを込めて
"Danke schön" [ダンケ シェーン]
もしくは
"Vielen Dank" [フィーレン ダンク]
など
ドイツ語で「ありがとう」と伝えられたら
よりベストですよね。
このブログの内容にちなんで、
今回はこの言葉で締めくくりたいと思います。
"Pünktlichkeit ist alles."
[ピュンクトリヒカイト イスト アレス]
→「時間を守ることがすべて」
ドイツ語で「乾杯」は?
ドイツと言えば……
"Bier" [ビアー]
そう、「ビール」が有名ですよね!
でも、「乾杯」ってドイツ語で
なんて言うか知ってますか?
ドイツ語では……
● "Prost" [プロースト]
● "Zum Wohl" [ツム ヴォール]
● "Prosit" [プロズィト]
この3つの言い方が定番です。
●Prost
→どんな場面でも乾杯の際に使える言葉です。
●Zum Wohl
→少しフォーマルな場で使われる印象があります。
●Prosit
→南ドイツでよく使われています。
そのため、オクトーバーフェストで有名な
『乾杯の歌』に何度もこの単語が出てきます。
ちなみに、
"Prost" と "Prosit" はビールで乾杯の時、
"Zum Wohl" はビールよりもワインやシャンパンで
乾杯する時に使われる印象が強いです。
折角ドイツで食事の際にビールを飲むなら
是非、ドイツ語で "Prost" と言って
乾杯してみてください!
"kein" と"nicht" の違いって何?
"kein" [カイン] と "nicht" [ニヒト]
の違いをご存知ですか?
どちらも否定を表す語ではありますが、
実は明確に違いがあるんです!
一言で違いを表すと、
kein:不定冠詞、または無冠詞がつく名詞の否定
nicht:それ以外 (動詞、形容詞など) の否定
という分類に分けられます。
"kein" は、
●不定冠詞がつく名詞
(ein / eine / einen など)
●冠詞がつかない名詞
(Wasser (水) / Geld (お金) など)
を主に否定します。
※ 注意 ※
不定冠詞がつく名詞を否定する場合、
"kein" を名詞の性に応じて変化させます。
例文
Ich habe einer Apfel.
[イヒ ハーベ アイナー アプフェル]
「私はリンゴを1つ持っている」
↓
Ich habe keiner Apfel.
[イヒ ハーべ カイナー アプフェル]
「私はリンゴを持っていない」
"nicht" は、
●動詞
●形容詞
●特定された名詞
(定冠詞、所有冠詞などがついたもの)
など、"kein" を使えない時に使う否定の表現です。
例文
Sie ist nicht nett.
[ジー イスト ニヒト ネット]
「彼女は親切ではない」
Das ist nicht meine Tasche.
[ダス イスト ニヒト マイネ タッシェ]
「これは私のカバンではない」
案外、単純な使い分けなので
"kein" と "nicht" の違いを
是非、覚えておいてください!
"How are you?" はドイツ語で??
アメリカなどでは
"How are you?" や "What's up?" など
挨拶の一環で
相手に対して、軽い感覚で体調を聞きます。
ドイツ語では……?
"Wie geht's?"
[ヴィー ゲーツ]
と表します!
教科書では
"Wie geht es Ihnen?" と習いますが、
実際の会話では基本的に
"Wie geht's?" の方が無難です。
ちなみに言われた側は、
"Danke, Gut" [ダンケ グート]
「ありがとう、元気だよ」
"Danke, Super" [ダンケ ズーパー]
「ありがとう、すごくいいよ」
など、その時の気分に合わせて答えましょう!
ドイツ語の発音 (読み方)
新たな外国語を学ぶ時、単語を見ても、
どうやって読めばいいか
わからないことってないですか?
しかし! ドイツ語は
基本的にローマ字読みで発音できるので、
日本人にとって、
比較的読みやすい言語なんです!!
そこで今回は
ドイツ語の単語の読み方について
紹介したいと思います。
●発音の法則
① ほとんどがローマ字読み (例外あり)
例:Katze [カッツェ] : 猫
Vogel [フォーゲル] : 鳥
② アクセントは基本的に第一音節にある
(外来語、非分離動詞などは例外にあたる)
例:Wagen [ヴァーゲン] : 自動車
③ 子音が一つだけだと
その前の母音は長母音となり、
子音が二つ以上続く時は
その前の母音は短母音になる。
例:子音が一つ Name [ナーメ] : 名前
子音が二つ以上 Junge [ユンゲ] : 男の子
●ローマ字読みの例外
j [ヤ、ユ、ヨ]
例 : Jacke [ヤッケ] : 上着
Juli [ユリ] : 7月
Joghurt [ヨーグルト] : ヨーグルト
語末、もしくは -st の前にくる b [プ]
例 : halb [ハルプ] : 半分
Obst [オープスト] : 果物
語末、もしくは -st の前にくる d [ト]
例 : Hund [フント] : 犬
語末、もしくは -st の前にくる g [ク]
例 : Tag [ターク] : 日
●二重母音 (発音に注意すべき組み合わせ)
ei [アイ]
→ nein [ナイン] : いいえ
Ei [アイ] : 卵
eu [オイ]
→ Euro [オイロ] : ユーロ
Freude [フロイデ] : 喜び
äu [オイ]
→ Fräulein [フロイライン] : お嬢さん
Bäume [ボイメ] (Baumの複数形) : 木
ie [イー]
→ Bier [ビアー] : ビール
Liebe [リーベ] : 愛
これらのドイツ語の読み方の法則を覚えると、
その後の学習が楽になるので
是非、覚えてみてください。
それでは、
発音に困らず今後も楽しく勉強していきましょう!